思考が漏れてます

仕方ないんです。漏れてしまうんです。

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労働党39号室

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韓国なんか、様々な事件が起こって大変な状況ですね。朱子学な儒教が根付いている為、大きく見てその辺りの弊害が混沌を引き起こしているんじゃないかなと雰囲気で感じています。WW2あたりの日本陸軍も朱子学ベースを基準に組織が組まれていたとうろ覚えしてます。

そんな中、北朝鮮の動きはどうなのか。こっちはこっちであまりニュースになりませんが、労働党39号室という金王朝を支える行動が国連監視を受けて制限されている状況と世代交代による権力基盤の構築に手間取っている感じです。

先日、金正恩の伯父(No2)が粛清されました。中国のパイプを強化しようとしてましたが、金の流れが伯父に流れるようになり、金正恩と対立があったのか消されちゃいました。中国と共同で進めていた案件もオジャンになったため、北朝鮮と中国の関係は悪化していると言われています。

さてさて北朝鮮は国民の多くが疲弊しているのに対し、国家主席及びその他幹部はなぜ健康な顔つきをしているのか?

また、武器輸出するほど軍事力を維持できるのか?

そんなドキュメンタリーがあったので大体のことをまとめておきます。

どうやら二つの経済機構で国家運営をしているみたいです。

ひとつは 国民統治を共産主義で一応は回転させています。国家要求に応じて働いたら、見返りとして物資配給する。そもそもが、そういう名目で成り立った国であるからして曲げずに正しいことをしている。メディアで目にする国民が飢えてる姿はこちらです。

ふたつは 二代目の金正日が権力基盤を強固にするために始めたもので、外貨管理機構(ドル、ユーロ、円)を直轄管理する労働党39号室なる機関を作りました。外貨で稼いだ成果も共産国家なら、本来労働党という組織へ納めるのがスジなのですが、金正日が個人裁量で運用できるようにしてしまったらしいです。

この労働党39号室が、麻薬密出、軍事兵器密出、鉱石輸出、海外労働提供、オーナーが北朝鮮の企業収益などで外貨収益を上げ、外貨にて国外の高級品や特注モノを購入し主に特権階級(幹部や、軍部)に褒賞を与えることによって忠誠心を得ていました。三代目、金正恩も39号室をそのまま利用していると言われています。

この労働党39号室が現在の共産兼専制統治の心臓といっても過言ではない機関です。

ここは、国連(ほとんどアメリカ)から目をつけられています。理由としては武器輸出や麻薬産業で世界のパワーバランスを壊す要因になっているからです。

そんなこんなで金正日時代に中国マカオにある外貨用銀行をベースに外貨送金してましたが、恫喝外交ふくめ、違法密輸が原因で、アメリカにより口座を凍結され現在も楽に送金出来なくなってしまいました。以前の経済制裁する各国の対応にやたらと北朝鮮が核ミサイル牽制していたのも恫喝によって制裁国へ譲歩やこれ以上やめろというパフォーマンスをしていたのではと考えます。

ここの機能がストップすると、幹部達に報酬を与えることが出来なくなり忠誠心の低下からくるクーデターのリスクが高くなります。

国家崩壊となると、金王朝が困るだけでなく、日本含む周辺国も緊張が高まり最悪有事が発生する事態になりかねません。あれはあれで大人しくしていれば、一定の周辺諸国のバランサーとなっているとも言えます。

話は逸れたが、それだけ重要な機関であることが分かります。

金正日から金正恩へ政権交代した時、正恩ではまだ権力基盤が弱いため、金正日時代よりもよい報酬を与えないと特権階級への強い印象が揺らぐこともあり、特に力を持つものへの報酬は過剰になりつつある。その反面、資金繰りが苦しくなり、特権階級でも力が弱い一部のものには感謝状で済ますことも増えてきたようです。

過剰報酬を与えた者は、報酬の価値を今後下げられない苦悩。

感謝状で、現物報酬がない者は現物が貰えないという不満発生の恐怖。

こんな運用困難な一面がみえるだけでも今後も体制を守るために外貨獲得に躍起になることが続き、大人しい状態が続くのではとみています。存在感ないなぁーと感じたら、軍事パレードかミサイル練習するとかあるかもしれませんが。他、北朝鮮からみた周辺諸国も各々緊張状態であったり内政グタグタとかなので力を蓄えているフェーズですかね。

今日も国連監視の目をかいくぐり、金正恩からの要求を満たすために外貨獲得に躍起になってる39号室のみなさん、お疲れ様です。