思考が漏れてます

仕方ないんです。漏れてしまうんです。

( ゜∀ 。) <やるじゃない plamolog

あるゲーム制作会社の話

PS2

倒産

僕はゲーム制作している企業に出向で仕事をしたことがある。 その横で、ゲームを開発していた部隊がいた。

普通に契約満了ということでその企業の仕事を終えた。 数年前にたまたまその企業のビル近くに立ち寄ると企業名が消えていた。

あらま。

そう思ってGoogle先生に状況を教えてもらうと倒産したようだ。

内情

その会社は、ゲーム系と業務システムという2本立てで開発を進めていた。 無論僕はゲームプログラミングなどハイレベルなことはできないので 配属されたのは業務系である。

ゲーム系は社長、業務系は副社長という責務で動いていた。

社長、副社長それぞれに腹心がついており、腹心の人たちは結構話せる人たちだった。

ゲーム制作面

社長はほぼ接点がなかった。販売元とのやり取りでずっと苦戦していたようだ。 資金調達に苦しんでいた。 さっと感じた人柄は前向きでパワフルでどこにでもいる中小企業の社長といったイメージである。 この社長と腹心は古の名作を結構なポジションで制作していた実績があると聞いたことがある。

業務IT面

副社長はタヌキな人だなぁと思っていた。うまくはぐらかしたり、怜悧な面を覗かしたりと。 ただ、詰めが甘いのかいくつか抱える案件で訴訟を起こされたものもあった。 1次請けと2次請けを行ったり来たりする業務案件部隊だった。 腹心との情報連携が曖昧にしていたのか、キーマン間でキイテナイヨー…的なこともあった。

当時

ゲーム制作はお金がかかるので、恐らく主軸はゲームで会社として生命維持装置の一環として 業務部隊が存在しているのかなと感じた。

ゲーム部隊と僕は同じフロアにいながらも全く接点がなかった。 接点があったのはゲーム系の腹心の人のみである。

ほぼメインストリームになるプロデューサーとディレクターがいて顔も覚えているが日々忙しそうだったし、その時はゲームへの関心が薄い時代だったのでほとんど喋ったことはなかった。

プロデューサーとディレクターはゲーム作りに対して非常に前向きで一生懸命だった。 腹心の人は、その人達のヘルプをたまにしたりする程度でほとんど制作に口を挟まなかった。

由緒あるゲーム

そのゲームは古からあるゲームの派生ものである。 小学生の時そのゲームの2作目をやりこんだことがある。 非常にストイックでシビアなゲームだがあるラインを超えると非常に楽になるという中毒性のあるゲームだ。

その作品の売れ行きはどうだったのかは不明だが、発売当初より後年になって結構評価が高くなっているようだ。

現在

さて今はどうなているか? 追跡できたのは、ゲーム系の腹心の方とプロデューサー、ディレクターのみだ。

倒産後、ゲーム系の腹心が別の会社の取締役として就任。 プロデューサーとディレクターの方々は独立し、共に今尚ゲームを制作している。

結構、出来が良かったゲームのようで腹心の会社が、倒産前の会社のゲームを流用したと言われている。腹心の方は倒産した会社の取締役でもあった。

推測だが、ゲームに関わる資産の譲渡なりが腹心の方に行ったのだろう。 腹心の方は家庭もあり子どももいる。負った責務からしても当然の対価であり、別に悪いことでもなくビジネスとしては普通にあるあるだよなぁと思っている。

しかし、本格的に手がけたプロデューサー、ディレクターは当時一介の社員だったので手塩にかけて作ったものが手元に残らない。だが情熱は凄まじいもので今や独立し新作をリリースし、熱狂的なファンもついている。

最後に

権利的な部分で非常に難しい状態だが、双方遺恨があるのかどうかは知らない。 ただ、当時見てた限りではそんなにも険悪な関係には見えなかった。 何はともあれ、どちらも頑張って欲しいと願っている。

社長と、副社長がどういう結末をむかえたのか?過去の人達をほじくり返さないと見えないだろうがきっと辛い現状があるだろう、切なくなるので僕はこのあたりで話を締めるとする。